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 日本ユニシスは、全額出資の開発子会社である日本ユニシス・ソリューション(USOL)が、ベトナムにオフショア開発専門の現地法人を6月1日に設立すると発表した。新法人の名称は「USOLベトナム」で、USOLが資本金10万ドルを全額拠出する。

 USOLベトナムは、同社にとっては中国に次ぐ2番目のオフショア開発拠点になる。ベトナムを新会社設立の拠点に選んだ理由について、日本ユニシスの籾井勝人社長は「(技術者の囲い込みのために)欧米企業が殺到しているインドに対して、本格的に乗り出している競合他社が少ない。また、勤め先を簡単に変える中国の技術者に対して、勤勉で勤め先に対するロイヤリティが高い点が魅力」と説明した。

 USOLベトナムが担当するのは、日本ユニシスグループが受注したシステム構築案件の開発や、パッケージソフトの開発である。「現地のスタッフはJavaを中心とするオープンシステム系の技術を習得してもらい、ほぼオープン系の開発案件に特化する」(福永努常務執行役員)という。

 設立当初は40名の現地スタッフを採用し、今年度中に全開発スタッフを80名体制、2008年度には200名体制に増やしていく計画だ。

 USOLベトナムの立ち上げのために、USOLはベトナムのITサービス最大手であるFPTソフトウエア(本社:ハノイ市)との業務提携を結んだ。提携に基づき、FPTソフトウエアが同社のスタッフをUSOLベトナムに出向させたり、USOLベトナムの技術者雇用活動を手助けをしたりするなどの支援を行う。今後もFPTソフトウエアとは、業務提携を拡大していく考えという。