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 日本ユニシスの2005年度(2006年3月期)決算は、売上高が対前年度比2.8%増の3174憶8600万円、営業利益が同51.4%減の50億6500万円と、増収減益だった。経常ベースでも利益額は48億7000万円と減益幅は同53.8%に達した。

 5月10日に開いた説明会で、籾井勝人社長は「経営の効率化を進めた2005年度に対し、2006~2007年度は事業機会を発掘する年。2007年度に、少なくとも営業利益180億円を達成する」と“公約”した。

 最大の減収要因は、メインフレーム関係のハード・ソフトの売り上げが落ち込んだことで、70億9000万円分の減収要因に。これに、米ユニシスとの契約を更改した商標使用料の値上げ分33億4000万円が次ぐ。システム開発やアウトソーシングなどのサービス事業は34憶3000万円の増収要因、販管費のコスト削減は16億5000万円の増益要因になったが、減益分をまかなえなかった。

 分野別の売り上げで見ると、ハード・ソフトの売上高が合計1220憶1500万円と前年度から94憶100万円減ったのに対し、サービス事業は1954億7000万円と前年から180億1900万円も増加。サービス事業が、ハード・ソフト事業の落ち込みを補うだけの成長を果たしている。売上高に占めるサービス事業の比率は前年度から約4ポイント高い61.5%となった。

 業績の足を引っ張っているメインフレームは「落ち込みの影響は2005年度がピークになる」(白鳥惠治常務執行役員)といい、2006年度は売上高が3270億円、営業利益60億円の増収増益を、2007年度は売上高3450億円、営業利益180億円という大幅な利益成長を果たす計画を打ち出した。目指すのは数年後に、売上高5000億円、営業利益350億円を達成すること。そのために「積極的にM&A(企業の合併・買収)にも取り組む」(籾井社長)という。