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 ソランは10日、2006年3月期決算を発表した。連結売上高は前年同期比6.6%増の557億3100万円、営業利益は同22.6%増の27億5000万円、経常利益は同21.5%増の27億1000万円だった。ソランの連結決算が増収増益となったのは、2001年3月期(当時社名はエムケーシー・スタット)以来で、社名をソランに変更してからは初めて。

 業種別で見ると、特に製造業と金融業向けが好調。製造業向けの売上高は前年同期比16%増の146億2600万円、金融業向けが同11%増の121億4600万円だった。金融業向けでは、特にインターネット銀行関連の開発案件が増えているという。千年正樹社長(写真)は「今は人が足りないので、いくつか仕事をお断りしなければならない状況になっている」と明かした。

 営業利益率は4.9%で、2005年3月期に比べて0.6ポイント上昇した。これは、案件受注前に、ソランが独自に設定した72のチェック項目の要件を満たさなければ受注できないようにするなどの不採算案件防止策を徹底したことが功を奏した。千年社長は、「2006年3月期の下期から赤字案件は減少している。今期はさらに、対策の効果が上がるだろう」と話す。

 2007年3月期は、金融業向けソフト開発の好調や日本タイムシェアとの合併による効果などで連結売上高が前年同期比4.1%増の580億円、連結営業利益が同8.9%増の29億9600万円、連結経常利益が同10.7%増の30億円を見込む。