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写真 製品担当のドリット・ドール副社長
写真 製品担当のドリット・ドール副社長
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 チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは5月10日,セキュリティ・システムの新製品「VPN-1 UTM」(UTMはunified threat management)と「VPN-1 Power」を発表した。既存のラインアップを整理して,今後はこの2製品を中心に展開していく。

 VPN-1 UTMは,多数のセキュリティ関連機能を搭載する統合型のソフトウエア。多様化する脅威に対抗するための製品だ。搭載機能はファイアウォール,IPsecによるVPN,SSL-VPN,ウイルス対策,IPS(intrusion prevention/protection system),Webアプリケーション保護,エンドポイント端末の保護,スパイウエア対策など。

 一般的にUTMは,多数のセキュリティ機能を集約したシステムを指す。これに対し製品担当のドリット・ドール副社長(写真)は,「セキュリティ技術のスーパーマーケット的な製品を提供するのではなく,インフラ全体を保護する仕組みを実現する」と,他社製品との違いをアピール。「それぞれの機能が協調動作することや,各技術の統合も目標。集中管理できることも目指す」。

 一方のVPN-1 Powerは,従来製品の4倍のスループットが出るという高パフォーマンス版の製品。ネットワークのスループットの向上,接続数の増加,要件が厳しいアプリケーションといった環境に対応するためのラインアップだ。セキュリティ処理のパフォーマンス向上などを実現するSecureXLと呼ぶ仕組みを搭載。パフォーマンスの確保を重視するため,搭載機能もファイアウォール/VPN/IPSだけとUTMに比べて絞り込んである。ドール副社長は,「性能を落としたくないからセキュリティ対策を導入しないといった事態をなくしたい」と意欲を見せる。

 2製品とも,一元的にソフトウエア更新などを実施できる。VPN-1 UTMはアプライアンスおよびソフトウエア,VPN-1 Powerはソフトウエアとして販売。予価はVPN-1 UTMが12万8000円(アプライアンスの最小構成)から,VPN-1 Powerが56万円から。