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写真 富士通の通信事業者向けプラットフォーム「UB300/NGNプラットフォームシステム」
写真 富士通の通信事業者向けプラットフォーム「UB300/NGNプラットフォームシステム」
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 富士通は5月16日,通信事業者が取り組んでいるNGN(次世代ネットワーク)向けのサーバー・プラットフォーム「UB300/NGNプラットフォームシステム」を発売した。SIP(session initiation protocol)サーバーなどを稼働させるブレード・サーバー,IP電話やインスタント・メッセージ,プレゼンス管理などのメッセージ処理を高速化するためのミドルウエアなどからなる。3年間で400システムの納入を目指す。

 UB300は,通信事業者向けコンピュータの業界標準仕様「AdvancedTCA(ATCA)」に準拠したブレード・サーバー。ブレードは最大で14枚収容できる。OSには米レッドハット社の「Red Hat Enterprise Linux ES 4」を採用。これに,NGN向けにチューニングしたミドルウエアを搭載する。

 「NGN向けプラットフォームでは,他社からもATCA準拠のハードウエアは提供されている。差別化を図るのはミドルウエアの部分だ」(ネットワークソリューション事業本部の大槻次郎本部長代理)。ミドルウエアは4種類。稼働中のソフトウエア更新や数万規模のSIPセッション処理の高速化を実現する「NGN基本ミドルウエア」,WebおよびJavaやCORBA対応アプリケーション・サーバーの「NGN-Web基盤ミドルウエア」のほか,NGNと既存の電話網との接続に使う「No7オプション」,サーバーやネットワークを冗長化するための「クラスタオプション」をオプションで提供する。

 販売形態は,「基本的にアプリケーション開発を含めたインテグレーション込み。ただし,UB300単体でも提供する」(大槻本部長代理)。価格はシャーシ,サーバー・ブレード×2,ブレード間をつなぐスイッチ・ブレード×2,管理用ブレード×2の最小構成で1382万円から。出荷開始は7月。