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 住友商事は5月25日,サイボウズの連結子会社であるフィードパスとの戦略提携を発表した。Web2.0の法人利用に向けたソリューション提供で協業する。フィードパスは,法人向けのイントラネット用ブログ・システムや一般消費者向けRSSリーダー関連サービスを提供している。両社は共同で,米ジンブラのコラボレーション・システム「Zimbra Collaboration Suite(ZCS)」を日本語化する。今秋には,フィードパスがZCSの法人向けホスティング・サービスを開始する。

 ZCSはメールやカレンダ,スケジューラなどの機能を持つ製品で,Ajax(Asynchronous JavaScript+XML)と呼ぶWeb技術を利用する。クライアントにWebブラウザを使いながら,Outlookと同様の操作(ドラッグ・アンド・ドロップなど)ができる。さらに「Yahoo! MAP」などのWebサービスと連携し,メールの文中に住所があれば地図をポップアップ表示するなども可能。「米国では10万アカウントを利用している企業もある」(ジンブラのスコット・ディーツェン代表兼CTO)。

 住友商事は現在,企業向けのWeb2.0ビジネスを展開中。第一弾として,3月28日にジンブラに出資し,ZCSの国内事業化権を取得している。今回のフィードパスとの事業提携は,その第二弾となる。また,住友商事はフィードパスの第三者割当増資に応じる予定。住友商事ネットワークソリューション事業部の佐藤誠之部長代理は,「ジンブラは企業向けでは最初のWeb2.0を利用したソリューション」とし,xSP(各種サービス・プロバイダ)に対するライセンス提供などのビジネスも進めていく意向を示した。