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Dell|EMC CX3-80
Dell|EMC CX3-80
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 デルは,SANストレージのハイエンド新機種3モデルを2006年5月30日から順次出荷する。価格は,最大容量59Tバイトの「Dell|EMC CX3-20」が540万円から,最大119Tバイトの「同CX3-40」が860万円から,最大239Tバイトの「同CX3-80」が1240万円から。CX3-20とCX3-40は5月30日に出荷,CX-3-80は6月6日に出荷する。搭載するためのディスク・ドライブの価格は,最小容量の73GバイトのFCディスクで1基「10万円未満」(デル)。

 従来モデルと比較した新機種3モデルの特徴は,大きく2つある。1つは,搭載可能なディスク本数が増えた。従来の最上位機「CX700」の最大搭載数が240基であるのに対して,新機種の最上位機「CX3-80」では2倍の480基を搭載可能である。3モデルそれぞれの搭載可能ディスク数は,CX3-20が120基,CX3-40が240基,CX3-80が480基である。もう1つの特徴は,FC(FiberChannel)インタフェースの速度を,従来の2Gビット/秒から2倍の4Gビット/秒に向上させた点である。

 搭載可能なディスク・ドライブは,4Gビット/秒接続で毎分1万5000回転のドライブは,73Gバイトと146Gバイトの2種類を用意。2Gビット/秒接続で毎分1万回転のドライブは,73Gバイトと146Gバイトと300Gバイトの3種類を用意。2Gビット/秒接続で毎分7200回転のドライブは500Gバイトの1種類を用意した。500Gバイトのドライブを搭載して冗長構成を採らなかった場合の容量は,CX3-20で59Tバイト,CX3-40で119Tバイト,CX3-80で239Tバイトになる計算だ。

 3機種はいずれも,ストレージ大手の米EMCのOEM供給を受けた共同ブランド「Dell|EMC」製品。米EMCの製品では「CLARiX CX」に相当する。デルは,サーバー機とセットにした目的別のパッケージ製品といった商品企画を立てるほか,サーバー機の顧客に対してストレージを提案,販売する。エンタープライズマーケティング本部長を務める桜田仁隆氏はDell|EMCの位置付けについて「初期導入コストは高いが,最低でも4年使うことを考えれば信頼性などの面で元を取れる」と語る。