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写真:Excel 2003でOffice 2007のファイル形式を利用している画面。
写真:Excel 2003でOffice 2007のファイル形式を利用している画面。
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 Office 2007では新しいXMLベースのファイル・フォーマット「Office Open XML Formats」が採用されるが,同フォーマットはOffice XP以降であれば,旧バージョンのOfficeであっても編集や保存が可能になる。マイクロソフトが,5月30日に開催した,次期版オフィス・スイート「2007 Microsoft Office system(以下Office 2007)」に関する説明会「Reviewers Workshop」で明らかにした。

 Office 2007では,Office 97で採用された現行のOfficeフォーマットに加えて,Office Open XML Formatsが利用できる。Office Open XML Formatsの利点は,仕様が完全に公開されているため,サード・パーティが業務アプリケーションでOfficeフォーマットを利用できるようになることや,Officeアプリケーションを使わずにOfficeドキュメントを編集したり作成できたりすることである。また圧縮技術としてZIPを採用しており,従来よりもファイル・サイズが小さくなる。Office Open XML Formatsでは,拡張子の末尾に「x」が追加される。

 Office XPやOffice 2003でも,「Compatibility Pack for Microsoft Office 2007 File Formats」というツールをインストールすると,Office Open XML Formatsの編集や保存が可能になる。Compatibility Pack for Microsoft Office 2007 File Formatsは現在,ベータ版がマイクロソフトのWebサイトで公開されている(配布サイト)。このツールをインストールすると,Office XPやOffice 2003でファイルの保存を選んだ際に,選択できる「ファイルの種類」の一覧にOffice 2007のファイル・フォーマットが追加される(写真)

 マイクロソフトのインフォメーションワーカービジネス本部に所属する吉村徹也氏は「Office 2007でも,従来のOfficeフォーマットの編集や保存ができる。そのため異なるOfficeバージョン間でのファイル交換手段としては,(1)従来のOfficeフォーマットを使う,(2)Compatibility Pack for Microsoft Office 2007 File Formatsをインストールして新フォーマットを使う---という2つのやり方がある」と説明している。