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 日本IBMは5月31日、仮想化技術を活用したシン・クライアントのソリューションを発表した。仮想化技術を利用して、一台のサーバー上で複数ユーザーのクライアントOSを稼働させるのだ特徴だ。

 同ソリューションでは、日本IBMのブレード型サーバーに米クリアキューブ・テクノロジーのシン・クライアント装置「I/Port」を組み合わせる。ブレード型サーバー上で米VMwareの仮想マシンを稼働させ、1台のサーバーで複数ユーザーのWindows XPなどクライアントOSを実行する。VMwareの仮想マシンはサーバーのハードウェア上で直接動作する仕様となっており、Windows ServerなどのサーバーOSは必要としない。

 ユーザー側では、I/Portにディスプレイやキーボードを接続して利用する。ハード・ディスクは搭載していない。サーバーにアクセスしてきたユーザーは、処理能力に余裕がある適切なサーバーに自動的に振り分けられる。これをクリアキューブのソフトウェア技術で実現している。1サーバーで8~14ユーザーのクライアントOSを実行可能という。

 価格は、クライアント端末100台、IAサーバー14台の構成で約4000万円から。これには、サーバーとシン・クライアント、ディスプレイやキーボードなどのハードウェア、各種のソフトウェアやOS、これらの導入費用などが含まれる。クライアントOSは「Windows XP Professional」。6月1日から提供を開始する。