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東芝の木村俊一社会システム社・社長(左)と日本アバイアの藤井克美代表取締役社長(右)。
東芝の木村俊一社会システム社・社長(左)と日本アバイアの藤井克美代表取締役社長(右)。
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 東芝は6月1日,日本アバイアと協力しIP電話システム事業に本格参入すると発表した。東芝のIP多機能電話端末と,日本アバイアのIP電話制御サーバーを組み合わせ「MM-12000シリーズ」として販売する。東芝の社会システム社の木村俊一社長は「3年以内に年間100億円の売り上げに乗せて,国内の大規模IP電話システム市場でトップクラスのシェアを狙う」と宣言した(写真)。

 東芝はこれまでも国内外で中小規模のIP電話ビジネス事業を進めてきた。今回アバイアとの提携で狙うのは,500回線以上を持つ大規模企業。木村社長は「大企業とはいえ,IP電話が行き渡っているのは先行ユーザーだけ。ほとんどの企業はこれからの導入だ。2005年本社ビルに1万2000台のIP電話を導入したことで,当社にも大規模のノウハウはある。IP電話メーカーでは後発かもしれないが,チャンスは十分ある」と意欲を見せる。

 東芝とアバイアが共同で発表したロードマップによると,まず日本のオフィスに適した機能を搭載する新型多機能デジタル電話機を2006年秋に投入する。「内線網をIP化しても,多機能電話機のニーズは高い」(木村社会システム社・社長)との判断だ。2006年秋以降には,無線LAN/3Gデュアルモード端末対応のソフトウエアや,中規模向けにSIPサーバーやボイス・メール,ソフトフォンなどをワンボックス化したソリューションを展開していく予定。