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 インテリシンクは,モバイル機器にデータ同期やセキュリティ機能を提供するソリューション「Intellisync Mobile Suite」の最新版を発表,7月3日から提供する。最新版は,「Intellisync Mobile Suite 7.0J」(以下Mobile Suite 7)で,ASP(application service provider)方式でのサービス提供に向けた管理機能などを追加した。

 Intellisync Mobile Suiteは,携帯電話などのモバイル機器と,メール/グループウエア・サーバーなどとの間を仲介し,端末とサーバー間でリアルタイムのデータ同期を実現する製品。社内メールやグループウエアの情報をモバイル機器で即座に確認できるうえ,端末内のデータを遠隔消去可能なセキュリティ機能も備えたソリューションを提供する。

 Mobile Suite 7の新機能は,大きく2つ。1つはASP対応機能の強化で,Mobile Suiteのユーザー管理をサーバーを共同で利用する「テナント」ごとの管理者に任せる機能と,Webブラウザ経由での管理画面を提供する。これにより,ASPサービス事業者によるサービスとしての提供が容易になる。もう1つはグループウエア・システムへの対応の進展。従来のDomino R5/R6に加えて,R7にも対応するようになったほか,NECのStar Office 21への対応も予定している。

 価格は従来から変更はない。電子メールの同期機能を提供する「Intellisync Mobile Suite Wireless Email」(旧称Email Accelerator)が1ライセンス当たり1万2600円,端末のデータ管理やセキュリティ機能を提供する「Intellisync Mobile Suite Divice Management」(旧称Systems Management)が1ライセンス当たり9450円など。

 同時に,NECおよびNECネッツエスアイ,TISがMobile Suiteを使ったソリューションを発表した。NECは同社のグループウエア製品のStar Office 21とMobile Suite 7とのゲートウエイを9月に提供し,NECネッツエスアイがシステム構築から保守管理までを担う。またTISはMobile Suite 7のASP対応機能を利用して,11月を目標にASPサービスを始める。

 インテリシンクの親会社である米Intellisyncは,2006年2月にフィンランドNokiaが買収し,現在ではNokiaのエンタープライズ ソリューション内の一部門となっている。日本のインテリシンクは,Nokiaの同部門の日本法人という位置付けだが,ノキア・ジャパンとは直接の資本関係はない。