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ソフトウエア開発プロセスの管理ツール「IBM Rational ClearQuest V7.0」
ソフトウエア開発プロセスの管理ツール「IBM Rational ClearQuest V7.0」
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 日本IBMは6月6日、「Rational」ブランドのソフトウエア開発支援ツール群の新版で、IT全般統制を支援する機能を搭載すると発表した。IT全般統制とは、情報システムの開発や運用において不正や誤りがないようにする仕組みを確立すること。2009年3月期以降の会計年度から適用される見通しの、日本版SOX法で対応が求められる。

 具体的には、「IBM Rational Software Development Platform」の新版7.0を構成する三つのツールにプロジェクトを監査する機能を盛り込む。6月7日から順次出荷を開始する。

 目玉は、ソフトウエア開発プロセスの管理ツール「IBM Rational ClearQuest V7.0」(写真)。ソフトウエアに対する要求仕様やテストの実行内容と結果、変更依頼を、一つのデータベースで集中管理できるようになった。各工程で、誰がいつどのような作業を行ったか追跡できる。「要求とテスト、変更に関する情報を一元管理できるのは業界初」(日本IBM)という。

 また、ソフトウエアの構成管理ツール「IBM Rational ClearCase V7.0」とソフトウエアの配布ツール「IBM Rational Build Forge V7.0」は、両者が連携することで管理機能を強化した。どのバージョンのビルドをどのユーザーに対して配布したのかを、一元管理できるようになった。日本IBMは「作業のミスの頻度を軽減させるとともに、不正な作業の監査ができる」としている。

 価格はClearQuestが24万2550円から、ClearCaseが61万8450円から。Build Forgeは価格が未定で、6月23日に出荷を開始する。