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 NTTPCコミュニケーションズは6月6日,ネットワーク機器を集中管理するサービス「SMARTConfigurator」を発表した。多拠点の経路設定やインターネットVPNの構築の構築・管理が容易になる。ユーザー企業に向け同サービス対応ルーターと回線および運用管理をセット提供するほか,インテグレータや通信事業者向けに管理サービスだけの単体提供も実施する。提供開始は8月の予定。

 ネットワーク機器を集中管理するサーバーをNTTPCのデータ・センターに用意。同サービス対応機器の「マネージド・アダプタ」が管理サーバーから設定ファイルをダウンロードすることで一元管理を実現する。NTTPCがインターネットイニシアティブ(IIJ)のネットワーク管理機構「SMF」のライセンス供与を受け,設定画面などを独自開発した。

 対応する回線サービスは東西NTTのフレッツ・シリーズ(光プレミアムを除く)。ユーザー企業向けに回線からマネージド・アダプタ,設置や運用管理を一括提供するメニューを用意。通信事業者やインテグレータが自社のサービスに組み込めるよう,管理サーバーとマネージド・アダプタ,または管理サーバー利用のみでも提供する。

 マネージド・アダプタの価格はセンター拠点向けのMA1000が74万8000円。ルーターのMA410SCとVPNルーターのMA410SC-Vの価格はオープンだが,予想実売価格はMA410SCが5万円,MA410SC-Vが5万5000円。管理サーバーに接続する費用として,1管理者アカウント当たり5万円の初期費用とマネージド・アダプタ1台当たり2000円(予備機は800円)の月額費用が必要。なお,9月30日まで1ユーザー当たり2アカウントまで無料のキャンペーンを実施する。

 今後はニーズに応じてファイアウォールやウイルス対策アプライアンスなどのセキュリティ機器をマネージド・アダプタのラインナップに追加する予定。ネットワーク機器メーカーへのOEM(相手先ブランドによる生産)など組み込み提供にも注力する。販売目標は2006年度に4000台。2009年度までにOEMも含め100万台の出荷を目指す。