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写真 ライセンス契約を結んだNECの井上勝己コンピュータソフトウェア事業本部第二コンピュータソフトウェア事業部長と米リバーベッドテクノロジーのジェリー・ケネリーCEO
写真 ライセンス契約を結んだNECの井上勝己コンピュータソフトウェア事業本部第二コンピュータソフトウェア事業部長と米リバーベッドテクノロジーのジェリー・ケネリーCEO
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 NECは6月6日,WANを介したデータの送受信を高速化する「WanBooster」(ワンブースタ)の販売を開始したと発表した。米リバーベッドテクノロジーからWAN高速化の基本ソフト「RiOS」のライセンス供与を受け,NECのサーバーに組み込んだ装置である。

 基本機能はリバーベッドのWAN高速化装置「Steelhead」とほぼ同じ。データ圧縮やTCP(transmission control protocol)通信の最適化,Windowsのファイル共有で使われるCIFS(common internet file system)の最適化といった機能を備える。

 今回,NECがライセンス供与を受けてWAN高速化装置の提供に踏み切ったのは,「WANを介したファイル・アクセスを高速化したいなどの要望がユーザーから数多く寄せられ,早急に対応できる態勢を整える必要があったため」(丸山巌・第二コンピューターソフトウェア事業部統括マネージャー)。複数の製品を検討した結果,さまざまなアプリケーションで安定的に高速化効果が得られるリバーベッドの採用を決めた。

 一方,ライセンサであるリバーベッドのジェリー・ケネリーCEO(最高経営責任者)は,「当社は新興企業であり,日本やアジア市場ではNECの力が不可欠」とコメント(写真)。NECの販売・サポート体制への期待を示した。

 利用するWANの容量や最適化できるTCP接続数によって3種類のモデルがある。最も安価な「WanBooster520」であれば,最適化できるTCP接続数が300まで。価格は200万円(税抜き)から。出荷は8月1日の予定。NECは今後,上位モデルや小拠点向けモデルも拡充していく計画である。