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写真1 本番を目前に控え,最終調整に入ったITコマンドセンターの様子
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写真2 ITコマンドセンターが設置されている「ミュンヘンメッセ」
写真2 ITコマンドセンターが設置されている「ミュンヘンメッセ」
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写真3 W杯用のITネットを構成する通信機器
写真3 W杯用のITネットを構成する通信機器
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 6月9日にドイツのミュンヘンで開幕戦を迎える「2006 FIFAワールドカップ・ドイツ大会」(W杯)。その運営を支えるITネットワークを構築した米アバイアが6月8日(現地時間),ミュンヘンの「ITコマンドセンター」を報道関係者に公開した(写真1)。

 アバイアは,ドイツ大会の公式スポンサーとして,ドイツ・テレコムとともに1カ月間にわたるW杯のITネットを構築・運営している。その中核となるのが,ITコマンドセンターである。現在は,ミュンヘン郊外のコンベンション・センター(写真2)に設けられており,大会の終盤には決勝戦が開催されるベルリンに移行する。

 ITコマンドセンターは,ドイツ国内の12のスタジアムとネットワークで接続されており,全64試合の進行を支える。すべての音声データはIP化されデータ網と統合。音声だけでなく大会運営用の基幹業務データ,チケットの認証データ,映像を世界へ配信するメディア用のデータなどがこのネットワークを流れ,大会期間中の総トラフィックは15T(テラ)バイトにも上ると予測されている。

 利用している通信機器は,厳重管理されており,当日はガラス越しの撮影のみが許可された(写真3)。IP‐PBX(構内交換機)やエッジ・スイッチはアバイアの製品で,コア・スイッチには米エクストリーム・ネットワークスの製品を使っている。冗長化のため,別の拠点に同じ構成のシステムを用意しているという。