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 米Microsoftは現地時間6月12日,同社の無償ツール「Windows Malicious Software Removal Tool(MSRT:悪意のあるソフトウエアの削除ツール)」が今までに駆除したウイルス(悪質なプログラム:マルウエア)数などを公表した。それによると,同ツールを公開した2005年1月からの15カ月間で,1600万件のウイルスを駆除したという。

 同ツールを今までに実行したパソコンは,およそ2億7000万台。そのうち570万台でウイルス感染が確認され,駆除されている。なかには,1台で250種以上のウイルスに感染していた例があるという。

 ウイルスの種類で見ると,駆除数が最も多かったのは「RBot」で440万件。次いで多かったのは「SDBot」の150万件,「Parite」の94万件。また,ファイル共有ソフト「Winny(ウィニー)」経由で感染する「Antinny」については,41万件駆除しており,駆除数では12番目だったという。なお,同ツールは2005年10月にAntinnyに対応した(関連記事:ウイルス削除ツールの新版で「Antinny」に対応

 これについてマイクロソフトのセキュリティ・チームでは,「Antinnyは基本的に日本でしか検出されていないにもかかわらず,12位にランクされていることは特異なこと」とブログでコメントしている。

◎参考資料
Windows Malicious Software Removal Tool: Progress Made, Trends Observed
MSRTの成果公開