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携帯電話のSIMカードを内蔵できる「FlyBook V33i」
携帯電話のSIMカードを内蔵できる「FlyBook V33i」
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台湾のSIMカードでローミング接続する様子をデモ
台湾のSIMカードでローミング接続する様子をデモ
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可動型のディスプレイを備えた「FlyBook VM」
可動型のディスプレイを備えた「FlyBook VM」
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 ダイアローグ・ジャパンは2006年6月14日、SIMカードを装着することで、インターネット接続ができる携帯ノートパソコン「FlyBook V33i」を発表した。SIMカードは、FOMAやVodafone 3Gの携帯電話などが内蔵しているICチップ。ダイアローグ・ジャパンは台湾パソコンメーカーの日本法人である。

 本体側面にSIMカードを装着するためのスロットを備える。携帯電話からSIMカードを取り外して、スロットに装着することで、インターネットへの接続が可能となる。

 ただし、現状では国内の携帯電話のカードには対応していない。今後、国内でも利用できるように、携帯電話会社と交渉を進める。発表会場では、台湾のSIMカードを使ってNTTドコモにローミング接続する様子をデモした。

 同時に可動型のディスプレイを備えた「FlyBook VM」も発表した。伸縮するアームを備え、ディスプレイが本体から取り外せる構造である。ディスプレイの角度を調節しやすいため、飛行機の中など狭い場所でも画面が見やすいという。米インテルと共同開発し、2006年3月に米国サンフランシスコで開催された「Intel Developer Forum」で展示した。

 「V33i」の希望小売価格は約28万2000円から。発売予定日は7月4日。ディスプレイは8.9型で感圧式のタッチパネル。ディスプレイは回転機構も備える。CPUはPentium-M 753(1.2GHz)など。重量は1.23kg。

 「VM」の希望小売価格は約22万7000円から。発売予定日は6月20日。ディスプレイは12.1型。CPUはCore Duo L2400(1.66GHz)。重量は1.64kg。