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 楽曲配信事業者の間で,自社サービスの利用件数を増やすための手段として,SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用する動きが広がっている。例えば,楽曲配信サービス「iTunes Music Store」を手掛けるアップルコンピュータは,2006年5月にSNSの「mixi」を提供するミクシィと提携した。これによりミクシィは有料会員向けに,パソコンで再生した楽曲のタイトル名などを自動的にリスト化し,その情報をmixiのWebサイト上で公開できる専用ソフトの提供を開始した。ほかの会員が公開された楽曲リストのなかで気になるものを見付けた場合,簡単な操作でアップルのiTunesのWebページに移動して,その楽曲データを購入できる。また楽曲配信事業者のリッスンジャパンもSNS事業者と提携し,そのSNSのユーザーを自社サイトに誘導している。

 楽曲配信事業者が自社サービスとSNSの連携を図ろうとしている背景には,SNSでの交流を通じて自分の嗜好(しこう)に合った楽曲と出会う機会を増やし,より多くの楽曲購入につなげたいという思いがあるようだ(詳細は日経ニューメディア2006年6月19日号に掲載)。