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 ユー・ティー・エルは,Windows環境で大量の帳票をバッチ処理で印刷するためのプリント・サーバー・ソフト「uniPrint for java ver.1.00 Windows版」を,2006年6月21日に出荷した。価格は,1CPUあたり25万円前後。

 uniPrintは,帳票作成・印刷アプリケーションを構築するための開発ツールである。帳票の設計からデータ入力画面の開発,外部データベースと連携したデータの格納と帳票印刷といった,帳票に関する一連の処理を実現する。プリンタ用のドライバ・ソフトはWindows用のドライバをそのまま利用する。

 uniPrintの特徴は,バッチ処理と大量印刷にある。対話型の印刷ダイアログを表示せずに印刷することができるため,ユーザーが明示的に逐次印刷するだけでなく,業務アプリケーションからのバッチ処理印刷が可能になる。また,帳票データを複数に分割して印刷する機能を持つため,メモリーを圧迫せずに大量印刷が可能になる。帳票データはXMLで表現する仕組み。

 稼働OSは,Windows2000以降またはWindows 2003 Server。外部データベースとして利用できるDBMSはOracleまたはPostgreSQL。uniPrint自身は,Javaクラスとして実装してある。まずはWindows版を出荷するが,OSの文字印刷機能の動作を検証した後に,Linux版とMacOS X版を出荷する予定である。