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 エンシュアテクノロジは6月26日,電子メールにS/MIMEのデジタル署名を付与するASPサービス「ENSURE SignGate」を発表した。同サービスのゲートウエイを経由するようにメール・サーバーの設定を変更するだけで,あらかじめ登録したメール・アドレス(アカウント)からのメールにはデジタル署名が付与される。「このようなASPサービスは国内初」(同社)。料金は1アドレスあたり月額1000円を予定。サービス開始は8月1日。

 ENSURE SignGateの特徴の一つは,デジタル証明書の取得や管理もサービスに含まれること。同サービスには,ルートCA(認証機関)が米ValiCertで,発行者がエンシュアテクノロジのデジタル証明書を利用する。メール・ソフトの多くはS/MIMEに対応しており,ValiCertは信頼できるルートCAとして登録されている。このためメールの受信者は,ソフトのインストールや設定変更などをしなくても,ENSURE SignGateで付与されたデジタル署名を検証できるという。

 デジタル証明書はエンシュアテクノロジが適宜更新するので,ユーザーが有効期限を気にする必要はない。別のCAからデジタル証明書を既に取得しているユーザーは,その証明書をENSURE SignGateで利用できる。

 ENSURE SignGateのゲートウエイはSSLに対応しているので,ユーザーのメール・サーバーとゲートウエイの間はSMTP over SSLで通信可能。ただしその際には,メール・サーバー側にSSLサーバー用のデジタル証明書が必要となる。メール・サーバーをSSL対応にするためのコンサルティング・サービスなどについても,同社がオプションで請け負う。

 なおENSURE SignGateでは,オレンジソフトが開発したデジタル署名用アプライアンス・サーバー「BRODIAEA emailProtector Signning Edition」を使用しているという(関連記事:「メールのデジタル署名をゲートウエイで」)。

 ENSURE SignGateを利用できるメール・アドレス数は5アカウントから。通常のケースでは1アドレスあたり月額1000円だが,メール・マガジンのように1つのアドレストから多数の署名付きメールを送信する場合には,特別料金(月額数万円程度)が必要となる。また,サービスの利用にあたっては初期費用が必要。金額は未定だが,数万円程度に設定する予定であるという。

◎参考資料
デジタル署名ASPサービス ENSURE SignGate の提供を開始(プレスリリース)
ENSURE SignGate