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写真 アライドテレシスのPoE対応LANスイッチ「CentreCOM FS917M-PS」
写真 アライドテレシスのPoE対応LANスイッチ「CentreCOM FS917M-PS」
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 アライドテレシスは6月28日,PoE(power over Ethernet)対応のIP電話機やWebカメラなどに給電できるLANスイッチ「CentreCOM FS917M-PS」を6月30日に出荷開始すると発表した。アップリンク用の1000BASE-Tを1ポート,IEEE 802.3af準拠のPoEに対応する10/100BASE-TXを16ポート搭載。オフィスのフロアに設置する“島ハブ”としての利用を想定し,38dBと図書館並みの騒音に抑えたという。価格は16万5900円。

 PoE機能は,PoE対応機器の消費電力が7W(クラス2)以内であれば全16ポートで給電可能。VLAN(仮想LAN)機能はタグVLAN,ポートベースVLAN,およびマルチプルVLANを搭載。帯域保証(QoS)機能はIEEE 802.1p(COS)とDiffserve(TOS)を備える。ポートに接続する端末を認証するIEEE 802.1X,ループの回避や障害時の経路再構成が数秒で完了するスパニング・ツリー・プロトコル同802.1wにも対応する。

 LANポートのほか,10/100/1000BASE-Tポートと排他使用の拡張スロット(SFP)を搭載。別売のSFPモジュールで1000BASE-SX/1000BASE-LXポートなど光インタフェースを追加できる。

 CentreCOM FS917M-PSの出荷に合わせて,縦置き用のスタンド「AT-STND-J01」を同社製LANスイッチ/ルーター向けオプションとして追加する。FS917M-PSのほか,CentreCOM FS917M-PS/8316XL/8424TX/AR550Sなど高さが44mmのネットワーク機器を縦置きできる。