デルは2006年7月中旬をめどに、インターネット経由の遠隔サポートサービス「DellConnect」を開始する。このサービスでは、サポート担当者は、専用ツールをインストールしたユーザーのパソコンのデスクトップ画面を見ながら、操作や設定変更など、各種サポートを実行できるようになる。電話サポートと比べて問題の発見が容易になり、操作の指示を効率化できるというメリットがある。デルではこのサービスによって、ユーザーのサポートに対する評価向上を目指す。同様の遠隔サポートサービスは、国内ではNEC、東芝、富士通などがすでに提供している。
具体的には、電話サポートを受けているユーザーに対して、必要に応じてサポート担当者が遠隔サポートを提案。ユーザーの同意を得て、遠隔サポートを開始する。ユーザーが承諾すれば、サポート担当者はパソコンを実際に操作して、問題の解決を図る。
米国内では個人および小規模企業ユーザーに向けた遠隔サポートを本格的に始めることを2006年6月2日に発表している。