サイボウズの連結子会社であるフィードパスは7月14日、従業員向けにカスタマイズしたWebページからRSS形式で提供された情報を収集・管理できるサービス「feedpath WOLF」を今秋に提供開始すると発表した。
「一般のニュースや営業日誌など、すでに社内外にRSS形式で配信された情報があふれている。この傾向は今後より強まるのは間違いない。feedpath WOLFを使えば、欲しい情報にすばやく到達でき、企業内の情報共有の促進に役立つ」と、小川浩COO(最高執行責任者)は話す。
feedpath WOLFは、Webページから利用する個人向けRSSリーダー「feedpath」に企業向けの新機能を加えたもの。あらかじめ指定した社内外のRSS形式の情報を専用Webページに表示する機能に、Webページのサイドバーに社内の重要なお知らせをRSS形式で強制表示する、社内と社外の情報を分けて表示・検索するといった機能を追加した。
feedpathと同様、ホスティング・サービスとして提供されるので、利用企業はクライアントに専用ソフトをインストールする必要はない。価格は未定。無料の試用期間を設けることも検討中という。