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 マイクロソフトは7月25日、中規模企業向けの顧客関係管理ソフト「Dynamics CRM 3.0」(以下CRM3.0)を9月8日から提供開始すると発表した。これは同社が今後展開していく、業務アプリケーション「Dynamics」シリーズの第一弾となる製品だ。

 CRM3.0は、顧客関係管理のほか、営業支援やマーケティング支援などの機能も備える。例えば、販売担当者の成績管理や、顧客とのメールのやり取りを自動的に記録し、顧客データと関連付けることなどが可能。パソコン上のWordやExcel、マイクロソフトのポータル構築サーバー「SharePoint Portal Server」とデータ連携させることもできる。

 製品は2つのバージョンで構成する。一つは「Small Business Edition」で、Windows Small Business Server Edition(SBS)上に導入し、最大75人の同時ユーザーに対応する。もう一つは「Professional Eidtion」で、SBSに限らずWindows Server上で稼働する。

 マイクロソフトはパートナーと連携してCRM3.0を販売をしていく計画だが、価格やライセンス体系はまだ明らかにしていない。