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 経済産業省(経産省)は7月27日,インターネット・オークションにおける表示義務違反者IDの公表を開始した。販売業者であるにもかかわらず個人のふりをして出品しているようなユーザーのIDを,特定商取引法に違反しているとして公表する。現時点で公表されているIDは15件。随時更新されるので,インターネット・オークションのユーザーは参考にしたい。

 経産省では,平成18年度からインターネット・オークションにおける特定商取引法第11条(事業者名や住所などの表示義務)の遵守状況の監視を強化している。販売業者であるにもかかわらず,個人のふりをして出品するようなユーザーが後を絶たないためだ。同省では,表示義務違反者のIDを公表することを7月3日に明らかにしている(関連記事:ネット・オークションにおける表示義務違反者のIDを公表へ)。そして今回,その発表どおり,違反者IDの公表を開始した。

 現在公表されている違反者IDは15件。14件がYahoo!オークションで,1件が楽天フリマオークションのもの。ビッターズも監視対象のオークション・サイトであるが,現時点で公表されている違反者IDはゼロ。

 違反者IDを掲載したページ(PDFファイル)は随時更新されるので,インターネット・オークションのユーザーは最新の情報を参照するようにしたい。経産省では,公表する違反者IDを「1つの参考として,オークション取引の相手方を慎重に判断していただきたい」と呼びかけている。

 併せて経産省では,表示義務違反をしている出品者に対して,オークション・サイトの「質問機能」を利用して是正するよう注意喚起している。このことを悪用して,同省をかたるフィッシングや悪質ないたずらが出現する恐れがあるので,質問などを受けた際には,相手のIDを確認するよう注意を呼びかけている。注意喚起の際に同省が利用するIDは,いずれのオークション・サイトにおいても「metipatrol」である。

経済産業省の違反者公表ページ
経済産業省の発表資料