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新しくオープンする「ヘルス&ビューティー」ストアについて説明するジャスパー・チャン社長
新しくオープンする「ヘルス&ビューティー」ストアについて説明するジャスパー・チャン社長
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米国以外では初となるAmazon.co.jpの「ヘルス&ビューティー」ストア
米国以外では初となるAmazon.co.jpの「ヘルス&ビューティー」ストア
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記者会見場には「ヘルス&ビューティー」ストアで取り扱う200種類以上の酢のうち、数十種類が展示された
記者会見場には「ヘルス&ビューティー」ストアで取り扱う200種類以上の酢のうち、数十種類が展示された
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 アマゾン ジャパンは2006年8月3日、「Amazon.co.jp」において「ヘルス&ビューティー」ストアをオープンしたと発表した。国内のストア数は今回の「ヘルス&ビューティー」で11個目となる。

 ストア内は「サプリメント・食品」「ベビー用品」「日用品」など大きく12カテゴリーに分けられ、さらに各カテゴリーの下に129のサブカテゴリーを設置。ブランド数は約1300種類、取り扱い製品数は3万点以上。在庫は千葉県市川市にある同社の物流センター「アマゾン市川フルフィルメントセンター」で持つほか、他の卸売業者とも提携している。

 海外ブランドの化粧品からおむつまで、取り扱い製品の種類は多岐にわたる。主に飲み物などに適用する「ケース販売」では、決められた本数でまとめ買いも可能だ。例えば、サントリーの「黒烏龍茶」の場合、350mlペットボトルを24本セットで3979円で購入できる。製品の検索機能では、カテゴリーやブランド、価格帯での絞り込み検索なども用意する。ほかのストアと同様、1500円以上の購入の場合送料は無料。2006年8月24日まで、1回の注文で5000円以上購入した場合に1000円分のAmazonギフト券がプレゼントされるキャンペーンを実施する。

 アマゾン ジャパンのジャスパー・チャン社長は、「消耗品などの日常的に利用できるものをAmazon.co.jpで購入できるようになったことは、顧客のニーズを満たす上で重要な意味がある」と話した。

 アマゾンは米国以外にも日本を含めて6カ国でサービスを提供しているが、今回の「ヘルス&ビューティー」の開設は米国の「Amazon.com」以外では初の展開になるという。ただし、米国ではカテゴリーが「ヘルス&パーソナルケア」と「ビューティー」に分かれており、今回日本では「調達できる商品の品ぞろえの関係でカテゴリーを1つにした」(アマゾン ジャパン)。米国におけるパーソナルケア製品は、日本のカテゴリーでは「ホーム&キッチン」で既に取り扱っている製品が多い。米国のAmazon.com内の「ヘルス&パーソナルケア」ストアは2003年12月にオープン。現在、12万点を超えるアイテムを取りそろえ、年間成長率は対前年比100%以上になっているという。