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 トレンドマイクロは8月4日,7月中に同社のサポートセンターに寄せられたウイルス(悪質なプログラム)の報告件数を公表した。それによると,スパイウエア「SPYW_GATOR(ゲーター)」の報告件数が283件で最も多かったという。SPYW_GATORは2006年10月以降,10カ月連続で月間報告件数が最多で,2006年上半期の集計でも最多だった(関連記事:「2006年上半期の報告件数,スパイウエア『ゲーター』がダントツ」)。

 SPYW_GATORは,「GATOR」もしくは「GAIN」と呼ばれるGATOR社製のWebユーティリティの検出名。「GATOR」はWebサイトへのログイン情報を管理するユーティリティ(プログラム)とされていたが,ユーザーが閲覧したWebの履歴を収集する機能を備えていることが明らかになったため,トレンドマイクロではスパイウエアに分類しているという。

 7月にユーザーから寄せられた報告件数は7328件。6月(7602件)からわずかに減少しているが,全体の傾向に大きな変化はないという。なお,同社のリリースでは「ウイルス感染被害レポート」としているが,実害がない単なる発見報告も件数に含まれている。

 報告件数の“トップ10”は以下の通り。

  1. SPYW_GATOR(スパイウエア)  201件
  2. JAVA_BYTEVER(その他)  136件
  3. WORM_SDBOT(ワーム型)  109件
  4. TROJ_AGENT(トロイの木馬型)  101件
  5. WORM_RBOT(ワーム型)  98件
  6. WORM_NETSKY(ワーム型)  86件
  7. ADW_WEBSEARCH(アドウエア)  76件
  8. ADW_SOLU180(アドウエア)  62件
  9. ADW_SHOPNAV(アドウエア)  55件
  10. ADW_SBSOFT.A(アドウエア)  41件

 加えて同社では,Microsoft Office製品に対するゼロデイ攻撃が相次いでいるとして,信頼できないOffice文書ファイルは開かないよう注意を呼びかけている。

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