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 「2006年は当社のコアとなる製品を、相次いで投入してきた。後半にかけても、その勢いを止めない。今年はインテルにとって、飛躍の年になるだろう」。米インテルで企業向け製品事業を統括するパット・ゲルシンガー上席副社長(写真)は、8月21日に開いた記者会見で、こう自信を見せた。

 この言葉通り、インテルは2006年に入ってから矢継ぎ早にプロセサを投入してきた。サーバー向けでは今年3月に、デュアルコアの低電圧版Xeonを出荷。次いで5月にはデュアルコアXeonの5000番台(開発コード名「Dempsey」)、6月に同5100番台(同Woodcrest)、7月には64ビットのItanium 2の9000番台(同 Montecito)を出荷した。クライアント・パソコン向けでも7月に、消費電力効率を改善した「Core2 Duo」を出荷している。

 背景にあるのは米AMDの台頭だ。米IBMがOpteron搭載サーバーのラインナップを増やしたり、米国の調査会社が「AMDはインテルにとって、これまでで最も強力な競争相手となった」と発表(関連記事)するなど、ここへ来てAMDの攻勢が増している。インテルとしてはAMDの機先を制するため、「すべての製品計画を予定より前倒ししている」(ゲルシンガー上席副社長)。

 今後もインテルは、新製品を相次いで投入する。Xeonの7100番台、Core 2 Duo新製品、企業向けパソコンの新ブランド「vPro」対応プロセサ、4つのコアを備えたサーバー向けプロセサ「Clovertown(開発コード名)」とクライアント向けの「Kentsfield(同)」である。「当社の新製品は、どれも非常に強力。量産体制にも問題はない。一連の新製品により、もう一度マーケットのモメンタム(勢い)を、インテルにシフトさせる」(ゲルシンガー上席副社長)。