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 ウイングアークテクノロジーズは2006年9月末にも,情報システムの帳票出力を一元管理するスプール処理ソフトの新版「Report Director Enterprise Ver3.2」と,帳票作成ツールの新版「SVFX-Designer」を発表する。8月23日に開幕した「内部統制ソリューション展」のブースで明らかにした。

 帳票の一元化を同社は“帳票SOA”と呼ぶ。Report Director Enterpriseは,複数の情報システムが出力する帳票機能を一元化するとともに,いつ誰が何の帳票をどこで出力したのかといった内部統制に必要なログ情報を管理する。管理画面からは,出力済みの帳票を再出力するといった運用も可能である。

 帳票作成ツールのSVFX-Designerは,従来の独自形式「*.frm」の帳票に代わって,新たに他システムと連携しやすいよう,XML形式の帳票を生成するように仕様を変更した。この変更にともない,Report Director Enterpriseは,従来の*.frmとXML形式の両方の帳票を印刷処理できるようになった。