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 デルと野村総合研究所(NRI)は8月23日、デル製のIAサーバー「PowerEdgeシリーズ」と、NRIが提供するオープンソース・ソフトウエア(OSS)の開発基盤構築およびサポート・サービス「OpenStandia」を組み合わせたインフラ構築・保守サービス「オープンソース・ソフトウエア(OSS)ソリューションパッケージ」の販売を9月20日から開始すると発表した。

 OSSソリューションパッケージは「オープンソースWebAPサーバ・モデル」と「オープンソースBIサーバ・モデル」の二つがある。前者は、JBossやStruts、Apache、Tomcat、MySQLといったOSSのミドルウエアを組み合わせてインフラを構築する。後者は、TomcatやMySQLを使って、OSSのBIツールであるOpenOLAPを利用できる。

 OSSソリューションパッケージはデルが販売窓口となり、ハードウエアやOSへのサポート・サービスを提供する。動作OSは、Windows 2003 R2 Standard Edition、またはRed Hat Enterprise Linux ES v4.0。NRIはJBossやStruts、OpenOLAPなどをサポートする。ユーザー企業にとっては、ハードからOS、OSSのミドルウエアまで一括したサポートを受けられるメリットがある。

 価格は、オープンソースWebAPサーバ・モデルが260万4000円から(ハードウエアのサポートは3年、ソフトウエアのサポートは1年)、オープンソースBIサーバ・モデルが417万9000円から(同)。このサービスは、NRIが8月1日に発表したOSSベースのインフラ構築を支援するパートナ・プログラムの第一弾になる。