JEITA(電子情報技術産業協会)は2006年8月22日、家庭用インクジェットプリンターの印刷コスト表示に関するガイドラインを発表した。(同協会のニュースリリースのWebページ)。ガイドラインは、A4判用紙の文書印刷にかかるインクコスト、およびL判用紙の写真印刷にかかる印刷コスト(インクコストと用紙コスト)の算出基準を規定している。このガイドラインに従って表示してある場合、ユーザーは異なるメーカーの製品間で、印刷コストを比較できるようになる。JEITAでは、2006年9月1日以降に発売になる製品に適用されるとしている。
インクジェットプリンターの印刷コストの比較は、ユーザーにとって悩みの種。今までは、印刷サンプルや、印刷する用紙などがメーカーによって違うため、事実上、製品ごとのコスト比較ができなかった。