サン・マイクロシステムズは,x86系コンピュータのエントリ製品として,最新のAMD製CPUを搭載した後継機を2006年10月上旬から出荷する。1Uラックマウント型サーバー2機種と,タワー型ワークステーション1機種がある。価格は1Uラックマウント型サーバーが11万9000円(税別)から。
サーバー2機種は,CPUにAMD Opteron 1000シリーズを1基搭載する「Sun Fire X2100 M2サーバ」と,Opteron 2000シリーズを最大2基搭載する「Sun Fire X2200 M2サーバ」。Sun Fire X2200では,メモリーを従来の2倍に相当するCPUあたり8スロットまで利用可能。ワークステーション1機種は,Opteron 1000シリーズを1基搭載する「Sun Ultra 20 M2ワークステーション」。PCI-Express経由でNVIDIAのグラフィックス・カードを利用できる。
なお,Opteron 1000シリーズのソケット形状はSocket AM2,2000シリーズのソケット形状はSocket Fで,いずれもDDR2メモリーを利用する。ともにコア数は2で,内蔵L2キャッシュはコアあたり1Mバイト。