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 コーレルは,ファイル格納・圧縮ソフト「WinZip」を2006年9月1日から国内で取り扱う。加Corelが2006年5月にWinZip開発元である米WinZip Computingを買収したことを受け,9月1日から国内における販売代理店となる。出荷を始めるバージョンは,国内では未出荷の最新版「WinZip 10.0」。価格と出荷時期は未定。

 WinZipは,データ圧縮機能を備えるファイル・アーカイバである。複数ファイルを1つのファイルにまとめて格納するアーカイブ機能と,データを圧縮して容量を削減する機能を兼ね備える。WinZipの圧縮アルゴリズムであるDeflationは,LZ77(Lempel-Ziv 1977)圧縮などを用いている。compressの代わりに登場したgzip(GNU zip)やGIFの代替を目指したPNGなどと同じアルゴリズムであり,compressやGIFのようなLZW(Lempel Ziv Welch)特許の影響を受けないという特徴がある。

 WinZipは従来,2006年8月31日まで代理店契約が残っているピーアンドエーが,パッケージ版とシェアウェア版の2形態で販売してきた。シェアウェア版は体験期間(無償使用期間)があるため,多くのユーザーがWinZipをダウンロードして使っていた。ピーアンドエーは現在,WinZipの代わりに,米FileStreamが開発した「TurboZIP」を出荷している。