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 NECは9月6日、企業向けセキュリティ・ソフト「InfoCage」の製品を刷新すると発表した。新しいInfoCageでは、主な管理対象を「クライアント」「サーバー」「ネットワーク」「情報(データ)」の4つに分類し、対象別に製品をシリーズ化。各シリーズの製品が連携して働くようにした。「複雑化する企業セキュリティを統合管理できるようにする」(岡田高行執行役員)ためだ。そのために管理製品のシリーズも提供する。

 InfoCageの新製品は、次の製品シリーズで構成される。クライアント・パソコンへの不正アクセスを暗号化や認証機能で防ぐ「Clientシリーズ」。サーバーからのデータの持ち出しを制限する「Serverシリーズ」。持ち込みパソコンを検知して社内LANヘのアクセスを禁止するなど、ネットワークを管理する「Networkシリーズ」。ファイルの暗号化やフォルダーへのアクセス認証を実行する「Fileシリーズ」。InfoCage各製品を統合管理する「Managementシリーズ」だ。

 各製品は単体でも動作するが、管理者が設定した共通のポリシーに従って、連携させられる。各製品が利用する認証IDやアクセス制御機能、ログを共通化したためだ。

 製品の出荷は「Clientシリーズ」が今年11月。価格は100ユーザーライセンスが226万8000円だ。そのほか「Fileシリーズ」を2007年3月に、「Serverシリーズ」「Networkシリーズ」「Managementシリーズ」を2007年上期に出荷する。これらの製品価格は未定だ。

 InfoCageシリーズの売上目標は、今後3年間で600億円。NECは昨年12月に同シリーズの売上目標を今後3年間で50億円と発表していたが、新製品の発売に合わせて引き上げた。また、InfoCageの導入支援が可能なエンジニアを、グループ会社も含めて現状の60人から、2007年度末までに300人体制へと増員する。