日本テレコムは、10月1日付けで倉重英樹代表取締役社長が退任し、孫正義代表取締役会長が社長兼CEO(最高経営責任者)に就任すると発表した。倉重氏は取締役に就く。
倉重氏は日本IBM出身。プライスウォーターハウスコンサルタントの社長を経て、2004年2月に日本テレコムの社長に就任した。2004年5月にソフトバンク・グループに買収された後も、社長に留まっていた。
孫社長はこの4月に、ボーダフォン(10月1日に「ソフトバンクモバイル」に社名変更)の社長に就任している。今回の人事により、携帯電話事業と固定通信事業の二本柱を直接指揮することになった。