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 エムオーテックス(大阪府吹田市、高木哲男社長)は、営業やスケジュール管理など業務支援、資産管理やログ管理などセキュリティ管理の機能を統合した「LanScope Eco」を9月25日から販売する。200人以下の中堅・中小企業や大企業の部門向けがターゲットで、代理店経由でダウンロード販売するという形態を取る。

 ユーザー企業は、エムオーテックスのホームページ(http://www.lanscope.jp/eco)にアクセスし、ダウンロードすると60日間の無料体験ができる。実際の支払は代理店経由になる。販売の窓口を一本化することで、値引き販売を抑えることが狙いという。既存の代理店とも重複するが、今後は約100社の代理店を獲得したい考え。

 LanScope Ecoは最大の特徴は単なるグループウエアではなく「マネジメント・ウェア」を目指している点。例えば、ログなどから業務プロセスを可視化したり、週報を自動的に作成したり、誰がどれだけメールを送受信しているかなど、社員の様々な行動が分かるようになる。このため、業務支援や判断支援などにも使えるツールとして売り込む。価格は10ライセンスで9万8000円から。初年度は5億円、2000~3000社を狙う。