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 マイクロソフトは9月14日,8月に公開されたWindows 2000用修正パッチを適用したマシンでは,新たに作成したファイルや更新したファイルが壊れる場合があることを明らかにした。NTFS圧縮を無効にすれば,この問題を回避できるという。

 問題が見つかったのは,8月9日に公開された「Windowsカーネルの脆弱性により,特権が昇格される (920958) (MS06-049)」の修正パッチ(関連記事:WindowsやOfficeに12件のセキュリティ・ホール)。同パッチを適用したマシンでファイルをNTFS圧縮すると,そのファイルが破損する場合があるという。

 例えば,NTFS圧縮を有効にしているフォルダにファイルをコピーすると,そのファイルが破損する可能性がある。NTFS圧縮を有効にしているフォルダ内のファイルを更新した場合にも同様に破損する恐れがある。

 この問題の回避策は,NTFS圧縮を無効にすること。具体的には,フォルダの「プロパティ」から「全般」タブで「詳細設定」をクリックして,「内容を圧縮してディスク領域を節約する」ボックスのチェックを外す(詳細については,マイクロソフトのサポート技術情報を参照)。

 一部のバックアップ・フォルダやテンポラリ・フォルダを除けば,NTFS圧縮はデフォルトでは無効になっている。Windows 2000以外のマシン,ファイル・システムにNTFSを使用していない(FAT/FAT32を使用している)Windows 2000マシンは,この問題の影響を当然受けない。

マイクロソフトのセキュリティ情報(9月14日更新)
マイクロソフトのサポート技術情報