ACCESSは9月14日,サーバー向けソフトウエアの提供を開始したと発表した。携帯端末とのデータ同期を行う「NetFront Sync Server」,RSS配信を行う「NetFront Live Portal Server」,音楽配信を行う「NetFront AudioLoad」,PodCast配信を尾kなう「NetFront Media Streaming Server」の4製品。ACCESSがサーバー製品を本格的に販売するのはこれが初めて。
ACCESSは携帯電話端末上で稼働するブラウザ「NetFront Browser」やアプリケーションとOSを統合した「ACCESS Linux Platform」などを開発,販売している。同社では,携帯電話クライアントに加え,サーバー製品を一括して提供することで,通信事業者が新しいサービスを短期間で実現できるようになるとしている。
今回提供するサーバー製品は,ACCESSが中国の北京に設立した連結対象子会社が開発したもの。Open Mobile Alliance(OMA)仕様のSync ML1.2に対応した携帯端末とのデータ同期サーバー「NetFront Sync Server」と,携帯向けに最適化したというRSS配信サーバー「NetFront Live Portal Server」は,2004年5月に設立したRedZeroが開発した。楽曲配信システム「NetFront AudioLoad」および携帯向けPodCast配信システム「NetFront Media Streaming Server」はACCESS Media Solutionsが開発した。