スクウェア・エニックスのブースには、人気シリーズの最新作を中心に、プレイヤブルソフトがズラリと並び、充実した内容となっていた。これにより、今年の東京ゲームショウで、もっとも混雑している場所のひとつになっている。
最大の注目作は「ドラゴンクエストモンスターズ」(DS)だろう。同ブース内最大の30台もの試遊台が用意され、3Dの世界を歩き回る体験プレーが可能。来場者が絶えることなくゲームに没頭していた。
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▲ 人気シリーズ最新作「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー」は、30台の試遊台がギッシリと埋まっていた |
他のタイトルでは、20台の試遊台が用意された「すばらしきこのせかい」(ニンテンドーDS)が要注目だ。渋谷の街を舞台にしたストリート色の強い異色作ながら、多くの注目を集めていた。ほかにも「チョコボと魔法の絵本」(DS)、「フロントミッション1st」(DS)、「ファイナルファンタジーIII」(DS)などがプレイヤブル展示されるなど、DSラインアップの充実ぶりは素晴らしいのひとこと。さらには、モバイルコンテンツもズラリと並べており、携帯ゲームに力を入れていることを誇示していた。
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▲ 非シリーズ作ながら20台の試遊台が用意された「すばらしきこのせかい」。このタイトルに賭けるスクウェア・エニックスの熱意が分かる |
プレイステーション2対応ソフトも元気だった。18台の試遊台が用意された「キングダムハーツ FINAL REMIX」(PS2)や「聖剣伝説4」(PS2)など、人気シリーズ最新作がプレイヤブル展示されていた。もちろん「ファイナルファンタジーXI」など、オンラインゲームも出展されている。こちらはブース内のステージで紹介されている。
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▲ 「ファイナルファンタジーXI」を中心としたオンラインゲームの情報は、ブース内のステージで紹介されている |
さて、注目のプレイステーション3用ソフト「ファイナルファンタジーXIII ヴェルサス」と「ファイナルファンタジーXIII」だが、こちらは映像のみの出展となった。およそ450人を収容するクローズドシアター内でのビデオ上映で鑑賞可能だ。ゲームソフトはもちろん、モバイル用コンテンツ、映像作品などの紹介が流れる中で、両タイトルの映像が紹介される。
「ファイナルファンタジーXIII」の映像は、ややSFテイスト。まばゆい光の中での、シャープでスタイリッシュなシーンが堪能できる。チューブ内を走る列車、ハイウェイ、空中、森などでのバトルシーンが確認できた。一方の「ファイナルファンタジー ヴェルサス XIII」は、陰鬱とした都市内のシーンを中心に編集されており、両タイトルのコントラストをじっくりと堪能できる構成になっている。
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▲ 「ファイナルファンタジーXIII ヴェルサス」や「ファイナルファンタジーXIII」の映像を鑑賞したい人は、この看板の下に集まれ! なおクローズドシアター内は撮影禁止だ |