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 ソースネクストは2006年9月25日、同社の販売するパソコン用ソフトのWindows Vista対応スケジュールについて説明を行った。

 現在、同社が販売するアプリケーションソフトウエア約500タイトルに関して、順次Vistaへの対応を進めていく。具体的には、「いきなりPDF to Data 2」「いきなりPDF to Data Professional 2」「いきなりPDF from スキャナ 2」の3製品は2006年9月より、「ウイルスセキュリティ ZERO」「携快電話」「特打」「驚速」などの主要シリーズに関してはWindows Vistaの個人向け製品の出荷が始まる2007年1月より対応を開始。その他の製品については2007年3月末までに100タイトル、2008年3月末までに500タイトルの対応を完了する予定だという。

 ただし、製品のVista上での動作を保証するものなのか、あるいはVista対応製品へのアップグレードを保証するものなのかなど、「対応」内容の詳細は未定。製品バージョンが切り替わるタイミングでVistaに対応する、あるいは現行製品に対してVista対応のための修正プログラムを出すなど、製品によってさまざまな対応策を検討しているという。

 Windows Vistaは9月上旬に日本語のRC1(リリース候補1)版の配布が始まった段階であり、ソースネクストでも現在、検証を進めている最中だ。「Vistaのベータ2版の段階で検証したところ、現行製品でVistaでも問題なく動くものと、何らかの問題があるものの比率は半々といったところ」(ソースネクスト担当者)だという。