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 日本オラクルは9月25日、物流管理アプリケーション・ソフトの新製品「Oracle Transportation Management(OTM)」の日本での提供開始を発表した。OTMは、2005年11月に米オラクルが買収したG-Logの製品。オラクルのERPパッケージ「Oracle E-Business Suite」の一製品として提供する。「SCM(サプライチェーン管理)の市場は約55億ドル。しかも年率で5~7%成長している。そのSCM市場のうち、8割が物流管理などの実行系のアプリケーションだ。これまでオラクルの物流管理は弱かったが、OTMを中心にテコ入れしていく」(アプリケーション・マーケティング本部長の藤本寛 執行役員)。

 OTMは、部品や商品の受発注情報から最も適した配送ルートや物流業者を選び、輸送を依頼できる。配送後の決済機能も備える。これら物流関連の情報を一元管理することなどにより、リアルタイムに物流の状況を把握できるのが特徴だ。さらに、世界6カ国の言語や通貨、時間帯に対応しているため、グローバル規模で物流を行う必要がある企業でも、利用可能にしている。

 価格は、最小構成で4000万円から。ただし「グローバル対応が特徴の一つであるため、メーカーの物流子会社など大手企業での導入は、億単位となるだろう」(藤本執行役員)。なお、日本オラクルは新たに、SCMのアプリケーションを担当する30人規模の組織を設けた。責任者は、デルで9年間、東アジアのSCMを統括した経験を持つ新良清氏が務める。