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NTTドコモのHSDPA対応カード端末「FOMA M2501 HIGH-SPEED」
NTTドコモのHSDPA対応カード端末「FOMA M2501 HIGH-SPEED」
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 NTTドコモは9月26日,PCカード型FOMA端末「FOMA M2501 HIGH-SPEED」を9月29日に発売すると発表した。高速な通信を可能にする「HSDPA」(high speed downlink packet access)に対応し,データ受信時に最大3.6Mビット/秒の通信が可能となる。価格はオープンで,予想店頭価格は1万円台後半。製造は米モトローラが担当している。

 最大3.6Mビット/秒で通信できるのは,基地局がHSDPAに対応している「FOMAハイスピードエリア」に限られる。FOMAハイスピードエリア以外では,最大384kビット/秒で通信することになる。FOMAハイスピードエリアは現在,都内を中心にエリアの拡大を進めている段階。10月末に全国の県庁所在地およびそれに準ずる都市で利用可能となる。2007年3月には,FOMAハイスピードエリアの人口カバー率が約70%に達する予定だ。

 海外で主流の通信規格であるGSM/GPRSにも対応。NTTドコモの国際ローミングを利用することで,海外でも携帯電話網によるデータ通信が可能となる。

 なお,FOMA M2501 HIGH-SPEEDに向けて新たなサービス・プランを用意する予定はないとしている。