マイクロソフトは10月上旬に,次期クライアントOS「Windows Vista」の評価版「Release Candidate 1(RC1)」を収録したDVD-ROMの発送を開始する。Windows Vista RC1のDVD-ROMはWindows Vistaカスタマ・プレビュー・プログラムのWebサイトで注文できる。「Windows Live ID」の登録のほか,1260円の手数料が必要。
現在マイクロソフトは,Windows Vista RC1を複数の方法でユーザーに提供している。Windows Vistaカスタマ・プレビュー・プログラムのWebサイトでは,DVDイメージ・ファイルのダウンロード提供も実施しているが,サーバーが混み合っているためダウンロードに失敗するユーザーも多い。DVDイメージ・ファイルは,マイクロソフトによる有償情報サービス「MSDN」や「TechNet Plus」の会員向けダウンロード・サービスでもダウンロードできる。また10月中旬以降に発売されるパソコン雑誌などにもDVD-ROMが添付される予定。マイクロソフトの広報は「DVD-ROMの配布は,雑誌への添付が一番早くなる見込み」と述べている。