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Visio 2003 汎用版 内部統制テンプレート
Visio 2003 汎用版 内部統制テンプレート
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 マイクロソフトは2006年10月2日,内部統制を目的に業務プロセスを文書化するためのテンプレートとして,新たに「Visio 2003 汎用版 内部統制テンプレート」の無償配布を開始した。J-SOX法対策などを目的に2006年3月から無償配布している「Visio内部統制テンプレート」の汎用版に相当する。マイクロソフトとマイスターが共同開発した。

 配布元のURLは「http://www.microsoft.com/japan/office/visio/」。テンプレートの利用には,作図ソフトの「Visio 2003」などのOffice製品が別途必要となる。なお,Visio内部統制テンプレートは引き続き無償配布される。

 Visio 2003 汎用版 内部統制テンプレートは,企業が内部統制を実施するために必要な文書の作成を支援する。具体的には,(1)業務フロー図のサンプル(Visio 2003),(2)RCM(Risk Control Matrix)テンプレート(Excel 2003),(3)業務記述書のテンプレート(Word 2003)の3点セットに加え,内部統制用途の作図用グラフィックス部品8種類で構成する。

 2006年3月に配布を開始した「Visio内部統制テンプレート」は,RCMのフォーマットとして,リスク・コンサルティング会社のプロティビティジャパンが開発したExcel形式の文書テンプレート「標準RCM」と同等のフォーマットを採用していた。今回新たに配布するVisio 2003 汎用版 内部統制テンプレートでは,RCMのフォーマットをユーザーが自由に変更できるようにした。ただし,Visio内部統制テンプレートが提供しているプロティビティジャパンのノウハウ(項目名など)が,汎用版には含まれていない。