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表彰を受ける日立製作所の桑原洋特別顧問
表彰を受ける日立製作所の桑原洋特別顧問
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 10月1日に始まった情報化月間の開幕行事として,10月2日に「情報化月間記念式典」が開催された。情報化月間は経済産業省,総務省,国土交通省をはじめとする6府省が,毎年10月の1カ月間にITや情報化に関連する各種行事を全国で開催するもので,今年で35回目を迎える。

 記念式典では,情報化促進貢献情報処理システム,情報化促進貢献個人,情報化促進貢献個人の3部門でシステム,個人,企業が表彰された。

 情報化促進貢献情報処理システム部門では,証券取引所の売買システムとして初めて完全なオープン化を実現した大阪証券取引所の「証券取引所売買システム」,パソコンの操作を監視して内部情報の漏洩や不正利用を防止するインテリジェント ウェイブの情報漏洩対策システム「CWAT」,イーディーコントライブの保存・読み込みにパスワードが必要なUSBメモリー「Safety Disclosure Container」,製薬・化学・食品メーカーに特化した,日本電子計算のERP(統合基幹業務)パッケージ「JIPROS」など11システムが受賞した。

 情報化促進貢献個人部門では,オープンソース・ソフトウエアの普及を促進する日本OSS推進フォーラムの代表幹事である日立製作所の桑原洋特別顧問やシステム開発の「見える化」を目指す「データに基づくソフトウェア開発支援システム(EASEシステム)」プロジェクトの研究代表者を務める奈良先端科学技術大学院大学の鳥居宏次特任教授,ソニー生命保険のCIO,嶋岡正充取締役・執行役員専務ら15人が受賞。

 情報化促進貢献企業部門では,旧川崎製鉄と旧NKKの2系列に分かれていた基幹系システムを完全統合したJFEスチールや,顧客からの相談内容や設計部門の技術情報をすべてデータベース化して全国の営業担当者から検索可能なシステムを構築,IT経営応援隊の「平成16年度IT経営百選」にも選ばれた昭和電機など17社が表彰された。