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写真1:太陽誘電のWireless USBモジュール。緑色のボードの中央に実装された小型のボードがモジュール本体。アンテナを含めてSDカード程度のサイズになるという。
写真1:太陽誘電のWireless USBモジュール。緑色のボードの中央に実装された小型のボードがモジュール本体。アンテナを含めてSDカード程度のサイズになるという。
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写真2:村田製作所が公開したPCカード大のWireless USBホスト・インターフェース(左)とWireless USBハブ(右)。
写真2:村田製作所が公開したPCカード大のWireless USBホスト・インターフェース(左)とWireless USBハブ(右)。
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 現在開催中の「CEATEC Japan 2006」で,太陽誘電と村田製作所がUSB関連の標準化団体「USB Implementers Forum(USB-IF)」が定める「Certified Wireless Universal Serial Bus(WUSB)」に対応したWireless USBモジュールの試作機を公開した。Wireless USBはUSB 2.0を無線化したもので,半径3メートル以内で最大伝送速度480Mビット/秒を実現する。

 太陽誘電は,SDカード・サイズ(25mm×14.4mm)に収まるWireless USBモジュールを公開した(写真1)。デジタル・カメラなどの周辺機器用に開発したもので,出荷は2007年下期を予定している。価格に関しては「当初は出荷個数も少ないので,無線LANモジュールやBluetoothモジュールの初期出荷時の価格帯に近い,4000~5000円程度になるのではないか」(太陽誘電)と述べている。

 村田製作所は,PCカード・サイズのパソコン用Wireless USBホスト・インターフェースや,Wireless USBハブを公開した(写真2)。Wireless USBでは,無線経由で接続するUSBデバイスを一度,有線USBでパソコンに接続して,デバイスを認証する必要がある(これをアソシエーションと呼ぶ)。村田製作所は展示会場で,Windows XPパソコンにWireless USBのドライバをインストールして,USBデバイスをOSに認識させるアソシエーションのデモも行っている。同社のWireless USBモジュールの出荷は2007年春の予定。

 なお両社とも,展示会場では実際に電波を飛ばさず,有線でデータを伝送していた。