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 総務省は10月6日,情報通信(ICT)分野の国際競争力強化を目的に「ICT国際競争力懇談会」を立ち上げると発表した。この懇談会は,菅義偉(すが・よしひで)総務大臣の直轄。10月後半に第1回会合を開催し,来年4月をめどに報告書を取りまとめる。

 懇談会で議論する内容は,「ものづくり,標準規格,研究開発,人材などについて,日本の国際競争力を高めるには何をすべきかについて」(総務省)とする。懇談会では包括的な議題を検討し,具体的な内容は複数の作業班(ワーキング・グループ)を設置して検討する予定だ。

 構成員は以下の通り。通信事業者からは,NTTの和田紀夫社長,NTTドコモの中村維夫社長,KDDIの小野寺正社長兼会長が参加。メーカーからは,ACCESSの荒川亨社長兼最高経営責任者,NECの矢野薫社長,キヤノンの内田恒二社長,ソニーの中鉢良治社長兼エレクトロニクスCEO,トヨタ自動車の渡辺捷昭社長,日立製作所の古川一夫社長,富士通の黒川博昭社長,松下電器産業の大坪文雄社長が参加する。

 放送業界からの参加は,NHKの橋本元一会長と日本民間放送連盟の広瀬道貞会長(テレビ朝日会長)。Webコンテンツを手掛ける事業者も参加する予定で,インデックスの小川善美社長,ぐるなびの滝久雄会長が名を連ねている。その他の企業・団体としては,伊藤忠商事の小林栄三社長,国際通信経済研究所の折田正樹顧問,情報通信研究機構の長尾真理事長,情報通信ネットワーク産業協会の西田厚聰会長(東芝社長),日本経済団体連合会の榊原定征・情報通信委員会共同委員長(東レ社長),野村総合研究所の村上輝康理事長が参加する。

 このほか大学からは,伊丹敬之・一橋大学商学部教授,伊東晋・東京理科大学理工学部教授,國領二郎・慶応義塾大学総合政策学部教授,後藤滋樹・早稲田大学理工学部教授,齊藤忠夫・東京大学名誉教授,土居範久・中央大学理工学部教授が議論に加わる。