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 統合運用管理ソフト「JP1」を開発する日立製作所は,ソフトウエア配布/インベントリ管理ソフトの新版「JP1/NETM/DM Manager」を2006年12月28日に出荷する。米Intelが定めた遠隔管理仕様「AMT2.0」(Active Management Technology)を用いてAMT 2.0対応パソコンを遠隔操作できるようにした。価格は17万8500円。

 AMT 2.0仕様は,ネットワーク経由でクライアント・パソコンを管理するための仕様。パソコンの構成情報を記録した不揮発性メモリーと遠隔操作可能な電源のオン・オフ機能を組み合わせることで,運用管理ソフトからクライアント・パソコンを起動させたり,インベントリ情報の取得やソフトウエア配布を実施できる。「vPro」ブランドのシールが貼られたパソコンで利用できる。

 なお,日立製作所以外にも,富士通,日本ヒューレット・パッカード,クオリティ,LANDesk Software,シマンテックなど数多くのベンダーが,AMT 2.0対応の運用管理ソフトの製品化を表明している。