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 ソフトブレーンとウイングアークテクノロジーズは10月13日、ソフトブレーンが提供する営業支援ソフト「eセールスマネージャー」とウイングアークが提供する多次元検索エンジン「Dr.Sum EA」にデータ連携などの機能を実装し、両製品を組み合わせたシステムの販売で協力していくことを発表した。ソフトブレーンはDr.Sum EAをオプション製品として販売する。

 今回実現した製品間連携では、eセールスマネージャーのメニューからDr.Sum EAを起動できるようにしたほか、eセールスマネージャーに格納したさまざまな営業情報を、Dr.Sum EAに直接取り込んで、Dr.Sum EAで分析したり、ポータルに一覧表示したりすることができる。eセールスマネージャーは標準で分析ツールを備えているが、Dr.Sum EAを利用することで、よりグラフィカルに詳細な分析ができるようになるという。

 ソフトブレーンは来年度中に、eセールスマネージャーとDr.Sum EAを連携するシステムを80社への導入を目指している。ウイングアークも今後、eセールスマネージャーとDr.Sum EAを組み合わせて販売していく計画だ。

 今回の連携は、サイボウズやソフトブレーンなど国内のソフトベンダーが13社が今年8月に発足した「メイド・イン・ジャパン・ソフトウェア・コンソーシアム(MIJSコンソーシアム)」が進める協業の成果の一つである。MIJSコンソーシアムは、参加企業が持つ製品の連携などを通じて製品の付加価値を高め、製品の国内外での拡販やSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)ビジネスの展開などを推進する。