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 弥生は10月17日、業務パッケージソフトの新版「弥生会計 07」「弥生会計 07 ネットワーク」と「弥生給与 07」を12月8日に出荷すると発表した。新版は、Windows VistaやSQL Server 2005でも動作するようになったほか、法人税法の改正への対応や会社法対応に関する機能などが追加された。

 これまで同社は、30人以下の小規模企業向けに「弥生」シリーズを、会計パッケージと販売パッケージでは30人から300人の中規模企業向けの「弥生 NE」シリーズを提供してきたが、新版では弥生 NEのシリーズ名称を「弥生 ネットワーク」に変更した。

 価格は弥生会計 07が4万2000円から、弥生給与 07が8万4000円からとなっている。弥生会計 07 ネットワークは2ライセンスの場合で37万8000円からだ。飼沼健社長は、「2007年度(2006年10月~2007年9月)には、念願だった実売10万本を達成する」という目標を掲げる。

 特に、案件単価が高い弥生 ネットワークの販売を強化する意向で、ソリューションプロバイダによるパートナー販売を伸ばすための戦略を打ち出した。弥生の相馬一徳常務取締役は、「今年度は量販店による販売比率を37%に下げ、パートナー販売を30%に引き上げる」と語る。前年度の実績はそれぞれ45%、24%で、数年前までは量販店販売が60%弱を占めていたという。

 そのため、同日、ソリューションプロバイダやISV(独立系ソフトベンダー)向けの新たなパートナープログラム「弥生ソリューション・パートナー・プログラム(YSPP)」を開始。これまでも販売代理店向けのパートナープログラム「弥生ビジネスパートナー」はあったものの、YSPPでは、他社製アプリケーションと組み合わせたシステム構築やカスタマイズ導入などができるパートナーを増やす。「初年度に100社を集める」(竹之内学執行役員マーケティング担当)という。

 併せて10月20日からは、ユーザー企業の既存システムと連携させるためのSDK(ソフトウエア開発キット)を提供する。SDKには、データの書き込み/読み込みができるモジュールや技術情報、サンプルアプリケーションなどが含まれる。竹之内執行役員は、「他社の販売ソフトから、弥生会計に科目データを移行して、仕訳データを生成するといったソリューションが可能」と語る。